今回はイタリアの滞在許可証申請に必要な書類について説明します。
必要書類
必要書類は出入国在留管理局のホームページに記載されています。https://www.portaleimmigrazione.it/APR_PDS_Motivi_Studio.aspx
新規発行と更新では少し異なるので注意してください。
共通書類
新規発行(1年目)
・キットと記入された申請用紙1(modulo 1)
・パスポートのコピー
・大学や音楽院等の入学証明書
・保険証のコピー
更新(2年目以降)
・キットと記入された申請用紙1(modulo 1)
・パスポートのコピー
・滞在期間の留学資金を証明する書類
・保険証のコピー
・成績証明書(1年目は1つ、2年目以降は2つ授業の試験を合格したことを証明しないといけない)
・キットと記入された申請用紙1(modulo 1)
滞在許可証の申請するためにはUfficio Postale(郵便局)にKIT(キット)をもらいに行く必要があります。
そのKITの中にはModulo1、Modulo2の2種類の申請用紙と記入に必要な情報や説明、表の冊子が入っています。
学生の滞在許可証の申請に必要なものはModulo 1(Modulo2は労働ビザ用)になります。
同封している冊子を見ながら記入してください。
申込用紙の記入の仕方についての記事も書いているので参考にしてください↓
パスポートのコピー
パスポートをコピーするページは顔写真のあるページと新規の人はビザのページのみで十分です。
全ページ必要と書いてあるサイトもありますが、この2ページで基本的に十分です。
保険証のコピー
滞在期間を保証する保険証のコピーになります。
多くの人がWelcome Association Italy(通称WAI)で掛け捨て保険に加入しております。
日本の海外保険に加入すると1年間10万円ちかくかかりますが、WAIの保険は1年間125ユーロ(手数料など含む)と1万5千円くらいで抑えることができます。
クレジットカードやPaypalを使えば、インターネットだけで申し込み可能なのでぜひ検討してみてください。
Welcome Association Italyホームページ
https://www.waitaly.net/accedi/
大学や音楽院等の入学証明書(新規・1年目)
日本で翻訳してアポスティーユがついた入学証明書です。
アポスティーユがついていない証明書ではないので間違えないようにしましょう。
滞在期間の留学資金を証明する書類(更新のみ)
日本イタリア大使館のビザの申請には留学資産を証明する書類は以下のように書いてあります。
・留学資金が自己資金の場合: 資金の入っている銀行口座(過去6ヶ月にわたり安定した資産 状況が確認できるもの)の通帳とそのコピー
日本イタリア大使館 必要書類チェックリストから抜粋
・親が資金提供する場合: 所定の保証書、実印登録証明書、資金の入っている保証人名義の銀行口座 (過去6ヶ月にわたり安定した資産状況が確認できるもの)の通帳とそのコピー、およびパスポートのコピー
・奨学金を受給している場合: 奨学金発給証明書
イタリアの銀行口座を持っている人は、ネットバンキングで残高のページを印刷してもよいとおもいます。
またほかのサイトではクレジットカードの裏表のコピーでもよいと書いてあります。
成績証明書(更新のみ)
1年目は入学証明書で良かったですが、2年目からは成績証明書が必要になります。
大学のオンラインプラットフォームや窓口で成績証明書を発行しましょう。
この際、Marca da bollo(収入印紙)は貼る必要がありません。
コメント