今回はローマ大学サピエンツァ修士課程を志望している人向けにイタリア文化会館で行われる入学手続き時の注意点を紹介します
イタリアの大学への学部・修士課程への入学手続きはイタリア文化会館を通してでしか行うことができません。
博士課程は個人的に行います。
修士課程でも高校卒業証明書が必要
イタリア文化会館での私費留学手続きの説明会で配布される資料では、修士課程への入学手続きを行う人は大学卒業証明書だけで、高校卒業証明書の必要がありません。
しかし、サピエンツァでは高校卒業証明書が必要です！
僕の経験
手続き準備中（4月～7月）
サピエンツァの募集要項には高校卒業証明書が必要な人と必要でない人と書いてありよく分からなかったので、国際アドバイザーにメール
「日本のイタリア大使館か領事館が良く把握しているから安心して」と返信
おそらく日本のイタリア大使館か領事館とはこれらが管轄しているイタリア文化会館を指していて、きちんと把握しているのだろうとの事で、手続きの面接時に聞いてみると「修士課程だから卒業証明書はいらない」と言われました
僕は完璧に要らないものだと認識しその他の必要書類を揃え、ビザも取得しいざローマへ
国際入試センターにで最終入学手続き
書類を提出しに本キャンパスの国際入試センターへ
サピエンツァは学生数が多く窓口は混雑。やっと自分の番になり書類を提出していると、入試課のスタッフが僕に聞きました「高校卒業証明書はどこ？」
「要らないと言われたんですが（なんかヤバい気がするなぁ～）」と答えると
「それじゃ入学できないよ」と、、、、
もう頭真っ白ですね
事情を説明しても”必要”一点張り
普通に考えて大学を卒業していたら高校を卒業したに決まっているのに
日本人の友達に聞くと高校卒業証明書なし大丈夫だったとの事
そこから高校3年の担任に連絡し高校卒業証明書発行、家に郵送してもらい、そこから翻訳家へ郵送、等価証明など手続き後にイタリアへ郵送してもらいました
結局、手続きが終わったのは10月の下旬
まとめ
初っ端からイタリアの洗礼を受けました
イタリアではよくあることですが、人によって対応が異なることが頻繁に起こります
良くされることもあれば、悪くされることさえもあります。
また、僕の場合は建築学部でしたが他の学部では異なる可能性があります。
なので、募集要項で何度も確認しましょう。
コメント