今回は英語で修士号を取得できるイタリア大学・学部を紹介します!
最近イタリアでは多くの英語でのコースが開校されています。
他国と比べると授業料や生活費も低いのでイタリア語が話せなくても留学に興味がある人は読んでみてください。
イタリア留学費用についてはこちらをご覧ください↓
イタリアでは学部をLaurea、修士をLaura magistrale、学部・修士の一貫コースをCiclo unicoといいます。
ローマ
まずはイタリアの首都ローマの大学を紹介します!
ローマには3種類の大学があります。
1.国公立大学
ローマ大学と呼ばれる大学がサピエンツァ(ローマ大学I)、トルヴェルガータ(ローマ大学II)トレ(ローマ大学III)の3つ
2.私立大学
ローマにはいくつかの私立大学がありますが、特に有名なものは政治・経済系大学LUISSと医療系Campus Biomedicoです。
3.教皇庁立大学
カトリック教会が管理するPontificia Universitàと呼ばれる大学です。
サピエンツァ/ローマ大学 Sapienza(国立)
イタリアで一番規模の大きい大学がローマ大学サピエンツァになります
164つの修士課程が英語で学ぶことが可能です。
省略して学部だけ紹介します。
学部:理学、建築、情報工学、医学、経済、文学・哲学、法、工、政治
コース一覧(ホームページ):https://corsidilaurea.uniroma1.it/
学費(授業料+税金):€1,180(€1000+€180)
トルヴェルガータ・ローマ大学 Tor Vergata(国立)
トルヴェルガータでは11つの修士課程が英語で学ぶことが可能です。
-Art History in Rome, from Late Antiquity to the Present
-Business administration
-Chemical Nano-Engineering
-Clinical Psychosexology
-Economics
-Finance and banking
-ICT and Internet Engineering
-Mechatronics Engineering
-Physical activity and health promotion
-Science in Biotechnology
-Tourism Strategy, Cultural Heritage and Made in Italy
コース一覧(ホームページ):http://web.uniroma2.it/module/name/Content/newlang/italiano/navpath/OFF/section_parent/4431
学費(授業料+税金):€1,180(€1000+€180)
トレ・ローマ大学 Tre(国立)
ローマトレでは英語で行われている授業は多くありますが、英語だけで修士を取得できるコースは以下の2つだけになります。
-工学部 医用生体工学
-政治学 国際学
コース一覧(ホームページ):https://www.uniroma3.it/en/international/study-at-roma-tre/courses-in-english/
学費(授業料+税金):€1,180(€1000+€180)
ルイス LUISS(私立)
私立大学LUISSでは政治・経済系を中心とした修士課程をほとんどを英語で取得できます。
-コーポレート ファイナンス
-経済・金融
-国際関係
-マネージメント
-マーケティング
-ヨーロッパにおける政策・管理
-グローバルマネジメント・政治
-経営戦略論
-法律・デジタルイノベーション・サステナビリティ
ここから専門コースへ分かれていきます。
コース一覧(ホームページ):https://www.luiss.it/corsi-e-master/corsi-di-laurea-magistrale
学費(授業料+税金):€12,140(€12,000+€140)(修士1年目)
Campus Biomedico(私立)
残念ながらCampus Biomedicoには英語の修士課程がありません。
学部の医学部が英語コースで開校されています。
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ミラノ
ミラノ工科大学 Politecnico di Milano (国立)
ミラノ工科大学は世界大学ランキングでイタリアで最も高い134位
ここでは43つある修士課程の中で3つを除く40が英語で通うことができます。
コース一覧(ホームページ):https://www.polimi.it/corsi/corsi-di-laurea-magistrale/
学費:€3898.20
ボッコーニ大学 Bocconi(私立)
ボッコーニ大学はイタリアで有名な経済・金融・政治系の私立大学で、1つを除き修士課程を英語で学ぶことげできます。
学費:€14,073.20
ボローニャ大学 Università di Bologna (国立)
ボローニャ大学はヨーロッパ最古の総合大学であり、世界大学ランキングはミラノ工科大学に次いでイタリア国内2位を占め、規模においてもイタリア2位の大学です
ここでは59つの修士課程が英語で学ぶことが可能です。
こちらも多いので学部とその学部にあるコース数を紹介します。
学部:
-Economy and management 10
-Pharmacy and biotechnology 2
-Law 1
-Engineering and architecture 16
-Launguage, literature, tradition and interpretation 2
-Medical and surgery 1
-Psychology 2
-Science 9
-Science agricultural and food industry 3
-Science motor 1
-Political science 5
-Statistic 2
-Humanity 7
学費(授業料+税金+諸経費):€2,707.04(€2.550+€140+17,04)(修士1年目)
コース一覧(ホームページ):https://www.unibo.it/it/didattica/corsi-di-studio
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まとめ・学費比較
この様にグラフで比較すると、国立と私立で明確に異なります。
イタリアでも私立大学の学費は日本の私立大学と同じかそれより高いですね。
国立だと日本と同じか安く、ローマ大学(サピエンツァ・トルヴェルガータ・トレ)だと半額以下で通うことができます。
イタリア政府奨学金の奨学生になると、学費が免除されます!
詳しくはこちら↓
今回はイタリア主要大学の英語で修士号を取得できるコースを紹介しました。
日本の大学よりも安く、英語で勉強できる特徴を見ると海外で修士を取得しようとしている人にとってイタリアは一つの選択になるのではないかと思います。
皆さんの留学計画に少しでも参考になれば嬉しいです!
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