【非英語圏留学】英語で大学に留学するメリット・デメリット

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留学

今回は非英語圏で英語で大学留学するメリットとデメリットについて紹介します。

語学留学以外の交換留学となると留学する国の母国語ではなく英語で専門の授業を受ける日本人留学生が多いと思います。

母国語と英語の両方で授業を受けれる留学もあれば英語でしか単位認定してくれない留学もあると思います。
その際に英語で学ぶメリットとデメリットについて知ってから留学先・大学を考えてくれればうれしいです。

ちなみに僕はイタリアの大学院で1年目は英語で、2年目(現在)はイタリア語で授業を受けています。

メリット

多国籍の留学生と出会うことができる

基本的に留学をするとその国の人が大多数を占めます。
分野や学部・修士によってばらつきはありますが1-2割が留学生になります。

一方英語コースが設置されているコースには多く国出身の留学生が集まります。

僕の在籍している修士課程の英語コースには交換留学生を含め50人近くの外国人がいて、それぞれ違う国から来ています。

様々な文化宗教専門分野の違いなど日本との違いを多く知ることができます。
また、その度に日本が恵まれた国であることを再確認します。(例えば、治安や賃金)

僕の同期の出身
ヨーロッパ:イギリス、フランス、ドイツ、スウェーデン、ロシア
アメリカ:アメリカ、カナダ、メキシコ、グアテマラ、パラグアイ、ブラジル、ペルー
アフリカ:南スーダン、エチオピア、チュニジア
アジア:日本、中国、インドネシア、インド、カザフスタン、イラン、トルコ

会話がしやすい

留学での一番の困難は言語の壁です。

僕は最初の3か月くらい思っていることがなかなか伝えられなく、ストレスで自律神経がやられてしまいました。

英語のコースではほとんどの留学生がネイティブスピーカーではなく、多くの生徒が外国語として英語を話しています
そのためその国の母国語に比べ会話はしやすいです。

でもだからといって簡単なわけでなく、留学しようとするレベルなので基本的にみんな英語がうまいです。

ネイティブスピーカーと話すときは、毎回何って言った?って聞き返しています。

様々な英語に慣れる

世界各地から留学生が来ているので、英語もそれぞれの特徴が出ます。
日本人はRとLの違いを発音できないのを毎回いじられます、、、

ヨーロッパ圏内でもイギリス風のなまりがあったり、自国の言語の発音のなまりが入ります。

また、中央アジアの英語やアメリカのリンキングの強い英語など英語という一つの言語ですが、国によって異なる特徴があります。

デメリット

留学する国の母国語が勉強が難しい

せっかく留学に来たからにはその国の言葉も習得したいですよね。

ヨーロッパで言うとスぺイン語やフランス語、ドイツ語、そしてイタリア語

しかし、英語で授業を受けているとこうなります。
もちろん授業は英語でそこでできた友達と話すもの英語になり

「あれ、、、スーパーでの買い物以外英語しか話していない」

となってしまいます。

また、英語が無理なく話せる人は問題ありませんが、僕のような英語もしゃべるのが精いっぱいの人は授業で頭がパンパンになり、母国語を勉強する余裕がなくなってしまいます。

そこで留学中に母国語を勉強するための対策方法を紹介します!

対策1 語学コースに通う

大学で開講している語学コース又は、公共の図書館で外国人向けに行われている語学コースに定期的に通う

そしてそのために授業を詰め込みすぎないこと。
イタリアを例にする授業の時間が3~4時間と長かったり一つの科目に対して週2で授業があるので授業が4つ以上あるとなかなか語学コースに通う時間をとるのは難しいでしょう

対策2 現地の友達を作る

前に書いたように英語で授業を受けているとほとんどの友達が留学生になってしまいます。

そして結果的に英語だけに、、、

一番有効な方法は日本語または東洋文化を学んでいる学生と会うことです。

おそらく工科大学系でなければ外国語学部や東洋文化学部のように日本語や日本文化を学んでいる学生がいます

そういった学生の多くは日本人と友達になりたいと思っています。

向こうは日本語を話したい学生なので、自分も彼らの言語を学びたいとはっきり伝えてお互いに教え合える関係になりましょう。

一番のメリットは現地の学生といることで言葉だけではなく文化習慣を知ることができます。

母国語の授業と比べると授業のレベルが落ちる可能性がある

一概には言えませんが、同じ専門のコースに母国語と英語のコースがある場合その授業のレベルの差が出てきてしまう可能性があります。

英語が上手な教授もいれば、あまり得意でない教授もいます。
少なからず、母国語で説明するよりも英語の方が情報量が減ってしまいます

母国語では1回の内容のものが英語コースでは1.2~1.5回になってしまい、その積み重ねで授業の内容が少し薄くなってしまいます。

また、英語コースが開設されて間もない場合は特に注意が必要です。

留学はしたいけど英語が話すのが苦手な人

僕が1年目の前期にエチオピアの友達に「なかなか英語が話せなくて、、、」と言った時に

ほとんどみんなネイティブじゃないし完璧に英語を話している人なんていないから、間違えることを気にしないで自分の言いたいことを言いな

と優しい言葉をかけてくれました。

失敗せずに語学を習得する人なんて存在しない

勉強して試して、上手くいったり失敗を繰り返して語学は習得するものなのでしょう。
恐れくこれは語学だけじゃなく、ほかの勉強にも言えることだと思います。。

まとめ

英語で授業を受けることのメリットデメリットについて書きましたが、結局は自分次第になります。

自分が何をしたいのか、、、
・英語をもっと話せるようになりたい
・専門の分野を海外で学びたい
・世界中に友達が欲しい
・留学先の文化や言語を知りたい

ということを明確にして留学をすれば、半年でも1年でも充実した留学生活が送れると思います

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