2019年9月にブログを始め、1年4ヵ月が経ち今回は僕がブログを続ける理由・今のモチベーションを書きたいと思います!
ブログを始める前からイタリアの留学や旅行の情報についてどこかで発信したいと思っていました。
そして知り合いの先輩に一緒に始めないかと言われ、始めのきっかけは正直に言って自分の経験でお金を稼げればいいなという単純な後押しでした、、、
しかし、現実はそう甘くありません。
現在のアドセンスの見積もり金額はなんと¥358で、まだ1ミリたりとも銀行にお金は入っていません。
そんな始めるきっかけと遠い現在なぜブログを続けているのか!
今日のラインアップ
ざっくりと大きな理由が2つあります!
1.僕が知りたかったイタリア留学・生活の情報を留学したい人に伝える
2.建築修復について知ってもらい、日本の文化財の修復に興味を持ってもらいたい
+αイタリアの滞在費の足しになれば
ブログを続ける理由
僕がブログを続ける理由は大きく分けると3つあります。
イタリア留学・生活の情報発信
まず一番の根本にあるものが、僕が留学準備・イタリア生活で欲しかった情報の記事を書くということです。
留学する上で、大学院準備での入試の必要資料や試験方法、イタリアに着いてからの滞在許可証の申請、イタリアの銀行口座開設など様々な留学への壁があります。
全く出てこない情報や調べても少ししか出てこない情報がたくさんありました。
一番ストレス・怖いことが知らない事だと思います。
で
海外留学という選択肢、留学する上でイタリアという選択肢を知ってもらう
日本の学部時代の同期約120人くらいいるなか大学院を留学する人は僕一人でした。
もう一人志望している友達がいましたが、大学に見学に行った際に創造とギャップがあったらしくやめてしまいました。
理系は大学院へ人が多いですが、その中で留学を目指していたのは2人だけです。
また、「留学ってお金かかるんでしょ?」と疑問に思う人が多いと思います。
正直に言って、安くはありません。
しかし、奨学金をもらったり生活費を抑えたりすることで日本の私立大学院の学費くらいで留学することができます。
イタリアで英語で学ぶ
英語で留学となると、アメリカやイギリスやオーストラリアという母語が英語となる国を調べる人が多いと思います。
しかし、案外イタリアには英語で修士課程を取得できるコースもあります。
この3ヵ国の内、アメリカとイギリスは学費が高く留学のハードルが上がってしまいます。
給付型の奨学金で安く留学している人もいると思いますが、かなりの倍率で選ばれた人しかできないと思います。
しかし、イタリアは国立大学ですと学費が安く資金面でもハードルが下がりますし、入学も他の国の大学院に比べると簡単だと思います!
建築修復について知ってもらい日本の文化財の修復や保存に興味を持ってもらいたい
日本は宮大工により修復の技術が現在まで残っています。
この様に技術の伝統が継承されている国はとても価値のある事だと思います。
しかし、学問としての修復はまだ未熟です。
僕は、日本の修復を学術的に発展させ実践を考え直す必要があると感じています。
現在の日本の修復は復元を中心とした考え(学問)で修復が行われています(実践)。
例えば、ある時代に建物の檜皮葺き屋根が瓦葺き屋根になった神社があります。
文化財登録する際に建物の時代を指定する必要があります。
もし、檜皮葺き屋根だった時の時代に指定されたとすると現在瓦葺きの屋根を次修復する際に檜皮葺きに戻す修復が行われることが多いです。
僕はこの様な修復に疑問を持っています。
この例の建物の場合、檜皮葺きから瓦葺き屋根に変わったという事実はこの神社の歴史の一部であり、元に戻すことできないく、修復する際も瓦葺き屋根にするべきだと思っています。
学術的な修復の原点であるローマ大学サピエンツァで建築修復学を学んでいます。
イタリアでの理論がすべて日本に適用できると思っていません。
しかし、根本的な考えは適応できると思います。
なぜなら、同じようなことをイタリアは経験しているからです。
復元修復/文献修復 (Restauro ripristinario/ Restauro filologico)という修復をしている時代がありました。
復元修復
建物を元にあったように修復する。
それを表している言葉がCom’era dov’era(英語で言うとAs it was where it was)
元々あった所に元合ったように
文献修復
残っている設計図、建物が描かれている絵、歴史の証言などの文献に書いてあることがある事が正しく、その状態にするべきという考え。
しかし、このような考えに「それってレプリカ、偽物なんじゃないの?本物じゃないじゃん」という思う人が出てきて現在の批判修復Restauro Critico へ入っていきます
ここら辺の歴史については今後記事を書いていきたいと思います。
長くなりましたが、建物のすべての歴史がその建物のアイデンティティであると考えるので現在の復元を中心とした理論を変えたいと思っています。
+αイタリアの滞在費の足しになれば
ここまでなんとも立派な2つ理由を書いてきましたが、やっているからには収益化を目指しています!
ただお金が欲しいわけではなく、収益化を目指す理由もきちんとあります。
イタリアの給料がとても低く、建築分野はタダ働きから始まることもあるからです。
イタリアで働いている日本人の建築士の方や仕事を探している友達から聞くと新卒の場合600ユーロもらえるかどうか、実務経験が必要とする求人も多くインターンとして働けるまでタダ働きで働く人も多いらしいです。
実家暮らしの人は生活費、特に家賃がかからないので良いのですが、僕みたいに単身でイタリアに来ている人にはなかなか厳しい現実です、、、
現在、イタリアで1~2年程度実務経験を積みたいと思っているので、そのための生活費やせっかくイタリアにいるのでヨーロッパやイタリアへ旅行したくさんの都市を訪れ様々な文化や建築を体験したいと思っています。
なぜnoteの有料記事でなくブログで無料で情報を発信するのか?
完結にいうと、一人でも多くの人にイタリア留学について知ってほしいからです。
ただでさえ、留学はお金がかかるというイメージがある中で、留学の有料にすると留学のハードルがまた上がってしまいます。
なぜこのように考えているかというのは、運よく留学できる経済力のある家庭に生まれ、助けてくれる人達に出会えたお陰で現在留学することができていると思うからです。
有益な情報がすべての人に平等に届くわけではない
特に留学などの情報は限られた人にしか届きません
高校受験にも中学生の時、基本的に塾に行くことが必要。
進んだ高校により行ける大学のランクがほとんど決まる。
経済的余裕がある人は、塾に行くことができたり浪人することができる。
良い高校・大学に行くほど有益な情報へのたどり着くことが簡単にできる社会構造だなと感じました。
もし僕が違う環境に生まれていたらこのように留学はできていないでしょう。
まとめ
今回は僕がブログをやる理由について書きました。
今後もイタリア留学・生活の経験や思ったことを発信していきますので、楽しみにしてください!
TwitterやInstagramでも日々の生活や旅行の写真を挙げているのでこちらも覗いてみてください。
いいねやコメントくださると嬉しいです!
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