今回は、寮の魅力の一つであるゲストトークについて紹介します。
RUIにあるイベントの一つで、専門家の人を招いて話を聞くRUI Job talk と呼んでいます。
RUI Job talk
ゲストトークは夜ご飯後の9時から1時間ほどリビングで行われます。
普段はTertuliaをしている時間です。
現場経験を多くをもつジャーナリスト、判事、経営者、政治家などが来てくれます。
普通の講演会と違い少人数で近い距離で話を聞くことができる貴重な機会です。
もちろん、すべてイタリア語になります。
正直な所、ある程度深い内容になるためホントに分からない時は全く理解できません。
毎回貴重な時間なのに理解できないことに悔やみ、もっとイタリア語勉強しないとなと感じさせてくれます。
理解できないのはイタリア語だけでないです。
話を理解するためには、ある程度バックグラウンドを知っている必要があります。
例えば、マフィアの闘争の従事している判事が来た時にマフィアの名前が分からなければ、イタリア語が分かっても理解できません。
夜ご飯も一緒に食べるかも、、、
話を聞く前にゲストも食堂で夕ご飯を食べます。
その時は寮長とゲストの職業に興味のある学生がテーブルを囲みます。
例えば、建築家のゲストが来た場合建築で勉強している僕がテーブルに呼ばれます。
トーク後は、、、
話の最後には質問の時間があります。
もし、大学で学んでいるもしくは気になる職業のゲストの場合は個人的な質問をする絶好のチャンス！
そして最後にはみんなで集合写真！
背が高い人や体格がいい人がいるので隠れないように前に行こう
僕はよくポジショニングを間違えて写らないことが多いです、、、
また、ゲストの著書にサインをお願いする学生もいましたね
元経済財政大臣も、、、
2018-2019年で最も有名なゲストは政治家のジュリオ・トレモンティ氏です。
なんと元経済財政大臣でした！！
ネットで調べてみるとものすごい大物です
職業・肩書政治家 元イタリア経済財務相
引用元：コトバンク
国籍イタリア
生年月日1947年8月18日
出生地ソンドリオ
学歴パビーア大学(法学)〔1970年〕卒
経歴パビーア大学、オックスフォード大学などで教鞭を執ったのち、政治家に転身。1994年イタリア下院議員に当選。’94年5月〜’95年1月シルヴィオ・ベルルスコーニ内閣で財務相を担当。2001年6月〜2004年7月第2次ベルルスコーニ内閣で経済財務相。2005年4月〜2006年5月第3次ベルルスコーニ内閣の副首相を務め、2005年9月〜2006年5月経済財務相を兼任。2008年5月〜2011年11月第4次ベルルスコーニ内閣で経済財務相を務めた。
副首相まで勤めていたとは！？
写真撮れば良かったなぁと思うけど、そんな勇気はないですね
みんな背が高くて集合写真にも写っていない、、、
政治家ということで、いつもとは違った雰囲気
おつきの人も多くさすが内閣に入るレベルですね
いつもはラフな服装でも大丈夫ですが、この時はスーツ最低でも襟付きシャツのドレスコードがありました
その他の過去のゲスト例
・カルロ パリス Carlo Paris
イタリア公共放送局Rai 特派記者
・二コラ ガラッテリ Nicola Gratteri
判事 マフィアとの闘争に従事
・マルコ フランゼッリ Marco Franzelli
スポーツ記者
・マルコ ディ ファンゾ Marco Di Fonzo
政治記者
・フェデリーコ ファヴァリFederico Favali
作曲家
・グイリアーノ フロシノGiuliano Frosini
経営者
理系だと専門的な話になり分からない可能性があるので、寮生全員が聞ける話にするために文系の職業が多いらしいです！
僕はちょうどいなかったのですが、ロックダウンする前にコロナウイルスの話をした医療系のゲストもいました
まとめ
RUIに住むとこのようなルームシェアとは違った経験をすることができます。
コロナウイルスの為、今年度はゲストを招待することがほぼ不可能になってしまいましたが、来年度は再開できることを祈ります
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