【建築学生が行くローマ観光】カピトリーニ美術館 カンピドーリョ広場

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ローマ

ローマの美術館巡りで今回はカピトリーニ美術館に行ってきました。

カピトリーニ美術館はローマの美術館の中でも上位に入る美術館だと思います。

建築目線で見ていきたいと思います!

はじめに カンピドーリョ広場

美術館のあるカンピドーリオ広場の丘へはヴェネチア広場から行きます!

写真の真ん中にあるヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂右後ろにあります。

カンピドーリオ広場までは急な坂道があります。

雨の日は滑りやすいので気をつけてください。

そして階段を登った先にあるのがミケランジェロが設計したことで有名なカンピドーリョ広場

この広場は遠近法を逆に使うことによって広場の奥行きを強調するように作られています。

左右の建物が正面の建物に対して垂直ではなく傾いて建てられています

分かりやすいように図で説明します。

どちらの方が奥行きがあると思いますか?

右の方が遠くにあるように感じるはずです。
ほんの少しの感覚です。

しかし、実は二つの奥の建物は同じ距離にあります。

この様に台形にすることで奥行きを出しています。

奥のセナトリオ宮(元老院の建物)の権力を表す為に奥行きを強調させています。

こういった知識を持っているとより楽しめると思います!

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カピトリーニ美術館

さて今回のメインのカピトリーニ美術館を見ていきたいと思います!

ローマ市が作成したカピトリーニ美術館の紹介動画になります。

Musei Capitolini

ここで一つ言いたいことがあります。

僕は建築学生です。

一般的に建築学生が美術館・博物館に行く際、基本的見ている物は展示品ではありません

何を見ているかというと建物素材を見ています。

さらに、手すりの高さ開口部といった寸法を見ている人もいます。

こういった目線で見ていることをまず最初に言わせて頂きます。

Sala d’esposizione nel Giardino Romano

僕がこの時にカピトリーニ美術館を訪れた理由はこの増築された展示スペースを見に来ました

中心にあるのが、本物のマルコ・アウレリオの騎馬像になります。

この美術館にこの展示スペースを増築した理由は以下の通りになります
展示スペースの増加
マルコ・アウレリオの騎馬像を展示するのより適した環境を整える
・ローマ庭園(美術館の裏庭)にある古代神殿の遺跡を公開して活かす

建築家:カルロ・アイモニーノ Carlo Aymonino

この計画は4提案から最終プロジェクトが完成されました。図面や建築家のスケッチなどがサイトに上がっているのでぜひ見てください↓

参考サイト:Sala d’esposizione nel Giardino Romano dei Musei Capitolini

有名な展示物の説明も少しだけ。

そして右にあるのがローマの起源の神話に登場、ローマのシンボル双子の兄弟です。

ロムルスレムスと言うそうです。

この絵がローマのサッカーチームASローマエンブレムに入っているので知っている方も多いと思います!

設計の目的で明るい展示スペースを作ろうと天井ガラス張りになっています。

特に天井には工夫があり、天井をガラス張りだけにしてしまうと太陽光が入り過ぎてしまい、展示物の劣化の原因となります。

そのため、深さのある格子を組み合わせて太陽光の量と光を入れる場所を調整しています。

この増築部分は完全な円ではありません

上下の写真を見すと分かりますが、少し欠けています。

この円は神殿があったとされる建物ラインで部分で切られています。

正面ガラスのラインは神殿を表しています。

つまり、このガラス面の奥に神殿が建っていたことを表しています。

Musei Capitolini – Esedra di Marco Aurelio

遺跡

この展示室がある場所はローマ帝国の古代神殿がありました。

上が現在の姿で、下がそこにローマ帝国の古代神殿を重ねた図になります。

下の図を見ると先ほど説明したように神殿に増築されたような形になっていることがよく分かると思います!

神殿の遺跡が見えるように新築部分は設計されています。(遺跡の可視化

結構深い所にあったのですね。

壁や天井遺跡はピッタリくっついていなく、わずかですが隙間が空いています。

これはこの遺跡がここで終わっているや続いていることを表現しています。

ローマ帝国時代の遺跡の石造りと近代建築の柱やガラスが対比が感じられて面白い

空間もそうですが、この様に増築部分はコンクリートや石造りではなく現代の鉄やガラスを使い、時代が簡単に区別できるように設計されています。

こちらがさっき説明したカンピドーリオ広場の模型になります

Musei Capitolini – Tempio di Giove

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カラバッジョ

建築だけでなく、ちゃんと美術品も見ています。

カピトリーニ美術館で見なければならないものがバロック期のイタリア人画家のカラヴァッジョの作品になります。

左:洗礼者ヨハネ San Giovanni Battista
右:女占い師 La buona ventura

真ん中はカラヴァッジョの肖像画ですかね。

セナトリオ宮の地下

皆さんに是非行ってもらいたい場所セナトリオ宮の地下になります。

入口のあるコンセルヴァトーリ宮から反対側の建物へ行く際、地下を通っていきます

その地下通路を進みと途中に右に入っていく通路があります。

そこを入っていくとセナトリオ宮の地下へ行くことができます。

なぜ、皆さんに行ってもらいたいかと言うと、フォロロマーノの絶景が楽しむことができるからです。

基本情報

Web:http://www.museicapitolini.org/
営業時間:9時30分~19時30分(12月24,31日9時30~14時00分)
定休日:1月1日、5月1日、12月25日
料金:€11.5 割引あり€9.5
無料:第1日曜日(全員)/ 6歳以下 /
割引:
住所:Piazza del Campidoglio, 1, 00186 Roma RM

お得に観光

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まとめ

今回はカピトリーニ美術館カンピドーリオ広場を紹介しました。

僕は、建築にフォーカスを当てて紹介しましたが、この他にも多く芸術品展示作品があります。

この場所はローマを観光した際に訪れてほしい一つになります。

他の観光地からも近いので、是非立ち寄ってみてほしいと思います!

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