今回はイタリア語学習で私が使っているor使った参考書のレビューをします。
語学学習で悩むところが参考書ですよね。私は英語学習ではたくさん購入してしまい使わずに終わってしまった本がたくさんあります。
率直な感想を述べたいと思います。
レビューの内容
・メリットandデメリット
・評価(コンテンツの質、使い勝手、量、価格)
・感想
単語
『イタリア基本単語集』(白水社)
メリット
・単語数が多く、網羅性が高い
・すべての単語に例文がついている
・サイズがコンパクト
・CDがイタリア語で例文だけを読む
デメリット
・辞書のようにアルファベット順
・CDが別売りで、単語帳よりも値段が高い
評価
総合:3.5
コンテンツの質:5
使い勝手:3
量:5
価格:1
感想
イタリア大学院進学を考えていたので単語数の多い単語帳という点を重視して購入しました。
コンテンツに関しては十分満足していますが、やはりアルファベット順なのが残念な点です。
文法
『イタリア語のABC』(白水社)
メリット
・説明が丁寧
デメリット
・王道な文法書にありがちの、説明が単調で硬い
評価
総合:3.25
コンテンツの質:4
使い勝手:3
量:4
価格:2
感想
最初の文法書として、説明が丁寧な点を重視して購入。
問題集としてというよりも、文法でつまずいたときにみる参考書として使える。
最初の1冊はもう少し砕いた表現・解説の文法書の方が今からイタリア語を始める人にとって良さそう。
『イタリア語文法3段階式徹底ドリル』(白水社)
メリット
・徐々にレベルを上げることができる
デメリット
・3段階あるので1分野を終わらせるのに一苦労する
評価
総合:4.25
コンテンツの質:5
使い勝手:4
量:5
価格:3
『中級へのイタリア語文法』(三修社)
メリット
・解答が別冊子になっているので使いやすい
デメリット
・
評価
総合:3.75
コンテンツの質:4
使い勝手:5
量:4
価格:2
感想
中級~上級の文法問題集として購入しました。
やはり解答が別紙になっているので、問題を見ながら自分の答えと解答が見えるので使いやすいのが特徴。
会話
『たったの72パターンでこんなに話せるイタリア語会話』(明日香出版社)
メリット
・一つのパターンに対する例文が多い
デメリット
・コンテンツが多いので、周すが大変
評価
総合:3.5
コンテンツの質:3
使い勝手:2
量:5
価格:4
感想
本全体の内容を習得するには参考書を何周もやって定着させるが量が例文が多いという良い点よりもそれをこなす欠点の方が上回ってしまっている。
『口が覚えるイタリア語 スピーキング体得トレーニング』(三修社)
メリット
・使える表現が多い
・文法学習と併用できる
・日本語→イタリア語なので意味がすぐ分かる
デメリット
・イタリア語だけの音声が欲しい
・単語の説明なし
評価
総合:3.75
コンテンツの質:5
使い勝手:3
量:4
価格:3
『気持ちが伝わる! イタリア語リアルフレーズBOOK 』(研究社)
メリット
・日常で使えるフレーズのため会話ですぐ使える(相づちや反応など)
・進むにつれて、例文の文法が徐々に難しくなる
デメリット
・基本的な解説がないので、文法を知っておく必要がある
評価
総合:4.5
コンテンツの質:5
使い勝手:4
量:5
価格:4
感想
例文が最初は簡単な文法しか使っていないのですが、少しずつ半過去や大過去、そして条件法や接続法が出てきて徐々に文法が難しくなってくる所はとてもよくできた参考書だと思いました。
読解・リスニング
『耳が喜ぶイタリア語 リスニング体得トレーニング』(三修社)
メリット
・レベル分けされており、文章数が多い
・イタリアの文化など知ることができ、楽しみながら勉強できる
・音読・シャドーイングに最適
デメリット
・初心者には少し難しい
・単語の訳が少なめ、解説はなし
・日本語訳が抜けている所がある
評価
総合:4.5
コンテンツの質:5
使い勝手:4
量:5
価格:4
感想
大学受験の英語勉強での『速音読英単語』のように文章を読みながら、知識もつき単語を覚えるられるような参考書が欲しく『耳が喜ぶイタリア語 リスニング体得トレーニング』に辿りつきました。
値段の割に文章数が多くコストパフォーマンスの高い参考書だと思います。
加えて読んていてイタリアの事を知ることができるので、イタリア人との話のタネになるのが良い。
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