3月30日にイタリアフィミチーノ空港を出発し、31日に日本羽田空港に到着しました。
帰国する際にあまりにも情報が少ないので、まとめましたのでご覧ください
もらう書類が多く確認だけだったり提出したりとあるので少し異なる部分があるかもしれませんので、ご了承ください
詳しくは厚生労働省ホームページで確認してください↓
水際対策に係る新たな措置について
タイムライン
フィミチーノ空港(イタリア)
8:32 到着
10:42 チェックイン
13:20 搭乗
フランクフルト空港(ドイツ)
15:30 到着
16:39 書類チェック
17:30 搭乗
18:10 離陸
羽田空港(日本)
11:55 到着
12:08 飛行機から降りる
12:40 書類確認
12:48 検査(唾液採取)
13:00 アプリチェック
13:06 書類提出
13:20 待合スペース着席(結果待ち)
14:32 待合スペース出発
14:42 検疫 +入国審査
14:45 荷物受け取り
14:50 関税
15:20 バスに到着
15: 35 バス出発
16:35 ホテル到着
16:53 ホテル入室
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フィミチーノ空港(イタリア)
準備
PCR検査
出国72時間前に検査を受けた、検査証明書が必要になります。
ラツィオ州内でPCR検査が可能な検査機関はこちら↓
https://www.salutelazio.it/strutture-private-autorizzate-test-molecolari
僕は28日(日)の夕方に検査を受けました。
検査結果が出るまでは24時間かかります。
※検査機関によって異なる可能性があるのでご注意ください
誓約書
寮にコピー機があったので印刷して記入していきました。
羽田空港でも配られ記入する時間が十分あるので、事前に準備しなくても大丈夫かもしれません
アプリのダウンロード
COCOA(接触確認アプリ)とOEL(Overseas Entrants Locator)は海外ではインストールできなかったので、日本到着後にダウンロードしました。
到着
特に入口で体温チェックなどはありませんでした。
それでも普段よりは人は少ないです。
チェックイン
3月30日からドイツへ入る人すべてに48時間以内のPCR検査の検査証明書が義務付けられました。
トランジットでドイツの空港を使う人も当てはまります。
他に日本で必要な書類も見せましたが、日本語なのでささっと確認。
チェックカウンターのおねえさんとお話ししていました(笑)
チェックイン後、羽田着の飛行機の座席が分かったので質問表の回答をしました。
すべで回答するとQRコードが出てくるのでスクリーンショットして保存します。
搭乗
3列席で真ん中の席を開けてすべての席が埋まっていました。
座席に着くとウェットティッシュが配られます。
フランクフルト空港
羽田行きの乗客の書類のチェックがあるとアナウンスがあり、カウンターに並びます。
ここでチェックするものは以下の2つ
- パスポート
- 検査証明書(日本フォーマット)
ここで陰性証明書が提示できないと搭乗できないとのアナウンスもありました。
搭乗する順番も関係ないのでゆっくり座って列が短くなるのを待っていました。
機内
エアバスの大きな機体でしたが全然人がいませんでした。
羽田到着後の感じからして50人前後
3列席に一人しかおらず、3席使い横になり快適に眠れました。
機内食は後ろの方だったので選べず、ベジタリアンのメニュー、、、
機内でカード健康カードと誓約書が配られ記入を求められます。
しかし、配られた紙は古いバージョンのもので更新した紙が羽田空港到着後配られました。
そのため、関税カードの記入だけで大丈夫です。
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羽田空港
11:55羽田空港到着後、順番に乗客を降ろすために席で待ちます。
前の方から順番に降りていきます。
結局飛行機を降りても通路で待ちます
ここで新しい誓約書と健康カードが配られ、簡単な書類のチェックが行われます。
ホームページで最新の誓約書は事前に印刷して記入した物で大丈夫です。
12:40 書類確認
ここでは書類があるかだけ確認されます。
提出ではありません。
この写真移っていないのですが、右側に自動販売機のスペースがあるので飲み物の購入をオススメします。
出発の空港で購入していたら大丈夫ですが、この先自動販売機がなく待ち時間がとても長いです。
※これ以降は写真撮影禁止の為、検疫を抜けるまで写真はありません
12:48 検査(唾液採取)
健康チェックの書類を渡し、0331-0-0168と書かれているバーコードのあるシールを貼られて唾液採取キットをもらいます。
その後、個別のブースになっている採取スペースへ行き採取。
係り員の人に採取した唾液検体を渡します。
この紙はずっと持っています。
13:00 アプリチェック
海外でインストールできなかったCOCOA(接触確認アプリ)とOEL(Overseas Entrants Locator)をダウンロードしました。
Apple Storeの場合、国の設定を変更する必要があります。
こちらの資料が配られアプリのインストール後、係員により1人1人スマートフォンを渡してアプリが正常に稼働するかの確認があります。
またその際スカイプ又はWhatsAppのビデオ通話の確認があり、係員の人が電話をかけてメールアドレスや番号に間違いがないかのチェックがあります。
そのアプリなどのチャック用紙もらい、他の係り員の所へ行き次の書類をもらいます
先ほどのと少し異なるのですが、一緒にできないのだろうかと思いました。
13:06 書類提出
誓約書と検査証明書の提出があります。
誓約書に記入した住所は自宅かなど聞かれます。
13:20 待合スペース着席(結果待ち)
椅子が並んでいる待合スペースで検査の結果を待ちます。
写真が綾鷹ですが、絶対にここまで行く前に飲み物の購入をオススメします。
一本でなくても、2,3本と宿泊施設での待機もあるので購入してよいと思います。
まさかここで1時間待つとは思っていませんでした。
14:32 待合スペース出発
係り員に従って5人ずつ移動します。
14:42 検疫 +入国
日本人は自動ゲートを通ります。
スタンプの必要な人はゲート後にスタンプ押してもらいます。
役所や事務的手続きで必要な場合があります。
14:45 荷物受け取り
すでに到着から3時間近く経っているので、係りの人がスーツケースなど荷物を並べてくれています。
14:50 関税
普段と変わりません。
関税を抜けた後、到着ロビーでホテルに行く人が揃うまで待ちます。
バスへの移動の際に「移動が1時間くらい、ホテルについても指示があるまでバスで待つので今のうちにトイレに行っておいてください」と言われました。
15:20 バスに到着
バスに到着しても全員揃うまで出発しないので、飛行機を早く出たり早く移動したりしても変わりませんので、ゆっくり間違えがないように手続きなどしましょう!
アパホテル両国タワー
16:35 ホテル到着
ホテルに到着してもすぐにバスから降りられません。
受付が3人ずつで、バスの前から座っている順に降りていきます。
なので一番前に座りましょう!
バスで待っていると従業員の人が荷物を中に運んでいます。
有難いですが、ここまでやる必要があるのかなと思ってしまいます。
16:53 ホテル入室
そして順番が来たら健康カードを渡し説明を受けます。
説明の中で重要なポイントは羽田空港への移動について
自宅又は待機場所への移動の際に待機宿泊施設へ直接迎えに来てもらうことができません。
羽田空港に一回戻り、そこで家族やハイヤーなど迎えに来てもらい移動します。
選択肢は2つあります
1.3日目16時頃(予想:羽田空港17時頃)
※検査結果が遅れると、次の日になる可能性あり
2.4日目10時頃(予想:羽田空港11時頃)
1番の3日目の方が希望する方が多いらしです。できるなら2番の4日目の朝の方でお願いしますと言われました。
僕は家族に迎えに来てもらうのですが以下の点を考慮して4日目にしたいと思います
- 4日目でも迎えに来てもらえる
- 3日目に帰れない可能性がある事(おそらくないと思いますが)
- 3日目は人が多いので手続きなどに時間がかかると予想できる
- 3日目は夕方の時間帯なので渋滞して移動が遅くなる可能性がある
この時の書類の写真をすべて載せますのでご覧ください。
説明後ルームキーと体温計ももらい部屋へ移動します。
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まとめ
日本へ帰国の際のチェックポイントはこちらになります。
※日に日に政府の措置が変わりますので、外務省やお住みの国の大使館からの情報に注意してください!
次回はホテルの生活についてまとめたいと思います。
コメント
4月中旬に同じく変異株流行国指定を受けている国から帰国予定です。本当に情報が少なくて、特に小さな子供と一緒に帰国するので、事前に用意した方が良いものなど想像できず、不安を感じていました。
大変参考になります。ありがとうございます!
コメントありがとうございます。お役に立てたみたいで嬉しいです。
待ち時間が長くなることが予想できるので、子供さんには我慢が必要になってしまいますね。
分かっていらっしゃると思いますが、少し重くてもお菓子やおもちゃを持っていくことをオススメします。
答えられるか分かりませんが、不明な点がありましたら何でも聞いてください。
二点質問させてください。
以前読んだ別の方の記事で、コンビニに係りの人が買物の代行をお願いできるというのがあったのですが、ダンボさんが滞在されているホテルはどうですか?
もう一つ、大量の荷物を持って帰国します。ホテルから荷物は送れないと書面にありましたが、空港到着後バスに乗るまでで荷物の発送とか出来そうでしたか?ずっと係の人が付き添われて移動でしたか?
質問有り難うございます。
1つ目
私の滞在するアパホテル両国タワーの書類にはコンビニの買い物代行については書いてありません。
日本帰国⓶の方に書類の写真を全部載せているので必要でしたら確認してみてください。
2つ目
空港到着後までに荷物を発送はできないと思います。
検査結果が出た後は係員が必ず付いています。
特に到着ロビー以降は男性の警備員が監視しています。
費用が高くなってしまいますが、お子さんもいらっしゃるということなので現地から国際郵便で発送するのが楽だと思います。
丁寧な回答ありがとうございます。大変参考になりました。
別途航空便や船便も出すのですが、2週間の隔離を乗り切るために子供の荷物が多くて。。。何か策を考えます。
そうなのですね。断言はできないのですが、預け荷物受け取り後カートに乗せて係員の人に頼めるかもしれません。
到着ロビーには係りの人、警備の人、バスと運転手とたくさん人がいて、移動には最低前後に2人ついています。
規制ある分荷物運ぶくらい手伝ってくれるといいのですが、、、到着する空港に問い合わせてみると良いかもしれません。
少しでも参考になれば嬉しいです。
詳細な情報ありがとうございます。大変参考になります。
空港到着後、アプリのインストールやwhatsapp等でのビデオ通話の確認があるとのことですが、空港内でWifiは利用できるのでしょうか?
当方、日本のプロバイダと契約しているスマホを持っておらず、また入国前なので(入国後でも行動が制限されているので無理でしょうけど)ポータブルwifiレンタルやsimカード購入等できないため、空港内のwifiが利用できないと、これらができないのではないかと思っています。。
コメント有り難うございます。
はい、羽田空港のWi-Fiでアプリのインストールとビデオ通話の確認が可能です。僕も日本で使えるsimカードがないので、空港のWi-Fiで行いました。
電波が弱いかもしれないという懸念点がありましたが、問題なく利用することができました。
検疫所の確保する宿泊施設のホテルのWi-Fiもきちんと使えるので安心していいと思います。
気になる点がありましたら、何でも聞いてください。答えられる範囲で回答させていただきます。
丁寧にご返信ありがとうございます。安心しました。
皆さんもそうなのかなと思いますが、厚労省等のウェブサイトを見ても知りたい情報に行きつくまでに苦労しますよね。。
もうひとつ可能であればご教示いただければと思いますが、PCR検査の陰性結果について、政府所定の様式に日本語又は英語以外の言語で記載があると不可と聞いたのですが、実際のところどうでしたでしょうか?また、ローマのどの機関で検査を受けられましたか?
可能であればで結構なので(特に後者)、よろしくお願いいたします。
ダンボ様
貴重な体験記、拝見させて頂きました。
今回、海外在住日本人の方に向けた一時帰国の記事を書きました。
https://www.escape2bangkok.com/temporary-return-to-japan/
その中で、ダンボ様の記事を紹介させて頂きました。
都合悪い場合、お知らせいただけますと有り難いです。
清水 秀彦さん
返信遅くなり、申し訳ございません。
記事の中で僕の記事を紹介してくださりありがとうございます。全く問題ありません。
色々な国から帰国された人の体験談を集めた凄く有益な記事ですね。
Twitterの方で清水さんの記事を紹介させて頂きます。
貴重な情報を簡潔明瞭に纏めてくださり、ありがとうございます。夫が変異株流行国指定を受けている国から帰国予定で、到着日当日の情報を探していたのですが、なかなか見当たらず、大変助かりました。
一点だけ教えてください。
全ての検疫プロセス終了後、検疫所長指定のホテルへ移動するバスが迎えに来るまで、通常の到着ロビーで待機されていましたか?
上記コメント欄に、男性の警備員が監視していると記載ありましたが、家族が帰国者にコンタクトを取ることは出来そうでしょうか?
主人に手渡す必要のある薬があり、到着ロビーで渡せる可能性があるのか知りたくお伺いさせていただきました。
Marinaさん
コメントして頂きありがとうございます。
1つ目は荷物を受け取り関税通過後は通常の到着ロビーで待機になります。
2つ目は残念ながら家族であっても帰国者に直接コンタクトを取ることは難しいと思います。
私が帰国した便に乗っていた方が犬を連れていたのですが、引き取りにした両親と思われる方々に直接渡すことが許可されず待機場所から係員がゲージに入った犬を運んで渡していました。
帰国者の方が何とかお願いしていたのですが結局無理で、目と鼻の先にいる両親と電話で話をしていました。
旦那さんが到着ロビーで頼み許可が下りれば係員の方を伝って渡すことが可能かもしれませんが、この例と違い家族が帰国者に渡す事を考えると難しいかもしれません。
この記事の「アパホテル両国タワー」の1枚目の書類『検疫所宿泊施設滞在のしおり』に「家族等からの差し入れ」と書いてあります。もし旦那さんの隔離される宿泊施設が同じルールでしたら、こちらの方が確実に渡すことができると思います。
ダンボさん
返信遅くなってしまってごめんなさい。そして、早速ご丁寧な分かりやすいご説明、またご提案まで本当にありがとうございました。大変助かります。
諸々事情があり主人の帰国は延期になったので、次回帰国時に引き続き現状の検疫ルールがあるようであればぜひ参考にさせて頂きます。
全てのコメントに、丁寧に詳細な情報とともに返信される素敵なダンボさんの今後のご活躍を陰ながら応援しています!
Marinaさん
いえいえ、気になさらないでください。返信頂きありがとうございます。
延期になってしまったのですか。それは残念ですね。
旦那さんが帰国の際までには宿泊施設での隔離がなくなると良いですね。
応援のお言葉ありがとうございます。素直にとても嬉しいです!
何かありましたら、いつでもご気軽に連絡ください。
全ての機関で、英語の証明書を出してはもらえない、と聞きました。もし差し支えがなければ、参考までにどちらの機関でPCR検査を受けられたのか教えてもらえませんか。よろしくお願いします。
青空さんこんにちは。
Artemisia Labという機関です。ローマにはいくつかありますので近い場所に行くと良いと思います。
URLも載せておきますね。
https://artemisialab.it/