今回は安くて美味しいレストランの探し方を紹介します。
海外旅行する時に困るのがレストランの探し方です。せっかく日本からはるばる十何時間もかけて来たのですから美味しい料理を食べたいですよね。
今年の8月にイタリア以外のEUを旅行して分かったのですが、これはイタリアだけでなくヨーロッパ全体に言えることです。
今日のラインアップ
レストランの特徴
・営業時間が遅い 7or8時から
・基本的に予約するべき
・挨拶する
・英語メニューがない場合注文はローマ字読み
・チップはいらない-会計に含まれている
美味しいレストランの特徴
・日替わりメニューの書いてある黒板や紙
・大通りから少し入った場所にある
・アットホーム感がある
気を付けるべきポイント
・人通りの多い場所
・安いコースメニュー
・5か国語以上のメニューがある
・キャッチがいるお店
イタリアレストランのマナー・ふるまい方
営業開始時間が遅い
ローマなどの観光が中心の都市では観光客向けに6時前後からやっているお店もありますが一般的な営業時間は7時半や8時からのレストランが多いです。
地元の人が良くいくレストランほど遅い傾向があります。
カンパーニャ州やバーリ州、バジリカータ州などの南イタリアやシチリアのレストランは8時半からのレストランが多いです。
夜ご飯食べる時は予約する
事前に決めたレストランで夜ご飯を食べるときは、必ず予約してください。
有名なお店にでなくても予約はした方が良いです。
1.お店に電話
2.ホテルのフロントに頼む
3.事前にお店に行く
予約の仕方ですが一番の早い方法はお店に直接電話することです。
ほとんどのレストランで英語は通じると思います。
※日本の様にオンライン予約はありません。あってもお店は確認していないと思うのでやっても意味がありません。
電話で予約はしたくない人はホテルやホステルのフロントにお願いしてみてください。
もし昼間に行きたいお店の近くを通るのであれば直接行って予約するのも確実な一つの手です。
挨拶とお礼をしっかりする
イタリアは特にコミュニケーションを大切にする国だと感じます。
しっかりコミュニケーションを取ることでサービスが丁寧になったりおすすめが聞けるなど良いことが多いと思います。
レストランだけではなくスーパーやお店に入ったときはこちらから「チャオ!」とあいさつしましょう。向こうも笑顔で返してくれると思います。
日本での「お客様はファースト」の様な考え方は一切ありませんので、誤解しないように気を付けてください。
イタリア語で注文してみよう
これはよりよいコミュニケーションを取るための+α。
安心してください、英語メニューが基本的にあります!
でも、皆さんが想像しているよりもイタリア語の発音は簡単です。
日本人にとってイタリア語は発音しやすい音だからです
なぜなら、細かな違いはありますがローマ字読みをすればオッケーだからです。
イタリア語で注文したら、お店の方も喜んでくれますよ
チップは基本席料に含まれている
簡潔に言うと、チップは必要ありません。
海外のレストランに行くと毎回気になることだと思いますが、イタリアではチップは基本的に席料(Coperto)に含まれていると考えてよいと思います。
料理がすごく美味しかった時やウエイターさんがすごく気を使ってくれたり、席を広い席に移動させてくれたりした時などは感謝の気持ちを置いていく感覚です
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気を付けた方がいいお店の特徴
日本にはない観光者向けのレストランというものが存在します。
僕が言う観光客向けのレストランとは
普通のレストランではお客さんのリターン客(またお店に戻ってくる客)を増やす為に、美味しい食事や良い接客・サービスが必要になります。
しかし、観光客向けのレストランはリターン客を求めていません。なぜなら観光に来るお客は再度訪れることはないからです。
特にイタリアは観光客が多い国の1つで人生で1回しか来ない人が多い所であります。1回お店に入って食事してもらえばいいので、少し大袈裟ですが、最低限の食事と接客でいいのです。
これから紹介する4つのポイントは、観光客向けのレストランの一般的な特徴になります。
※これに当てはまるレストランがすべて観光客向けのレストランであるわけではありませんので注意してください。
旧市街の人通りの多い通りにあるお店
スペイン広場、トレビの泉、パンテオン、ナヴォーナ広場など有名観光地のあるエリアには観光客向けのお店が多いです。
イタリア在住者でも初見でレストランを見つけるのはすごく難しいです。
このブログで、旧市街にある穴場レストランを紹介していきます。
コースメニューのあるお店
町を歩いているとお店の前にランチ(ピザまたはパスタ、デザート、飲み物)などコースメニューが書いてある看板があります。
これは観光客向けのレストランがやっていることが多いです。基本的に一般的なお店でイタリア人はコースで食べません。
(高級ホテルのレストランなどの例外はあります)
イタリア語と英語以外の言語のメニューのあるお店
英語だけでなくフランス語、スペイン語、日本語、中国語、韓国語、、、、と多言語のメニューのある店も基本観光客向けのレストランになります。
いや、ブログで日本語メニューお店紹介してるじゃん!って思う人もいると思いますが、、、
安心してください、その中でも良いお店を選んでいます。
キャッチがいるお店
これは日本で経験あると思うので分かりやすいと思います。
新宿、渋谷、池袋などでキャッチのお店に行かないのと同じ理由です。
はっきり言うと、味もそこそこで高いです。確実に観光客向けのレストランです。
一つポイントがあります。
いいお店でもお店の前にウエイターさんが立ってることもあります。
キャッチとの違いは、客引きをしているのではく予約したお客さんなどをテーブルに誘導するために立っています。
ちょっと難しいかもしれませんが、見てればその違いが分かると思います。
上記に挙げた店がなぜよくないかというと
1.量が少ない。
これは全体的な量もありますが、パスタなどに入れる具材の量が少ないです。
例えばカルボナーラを作るのにベーコンを入れますが、多ければ多い方が確実においしいです。
その量が少ないとすると、、、想像できますよね。また、お肉を頼んでも薄っぺらいお肉が出てきます。
2.ウエイター、料理が出て来るのが遅い。
人件費削減のためにウエイターの数が少なく、特に混み合ってくるとまず注文を聞きに来ない、そして料理がなかなか出てきません。
3.そして上に挙げられた2点を踏まえたうえで、価格が高い。
料理がおいしくウエイターさんはよく気が利いてサービスが良いのであれば、少し金額が高くても満足してお金を払えます。しかし、サービスもいまいちで料理もそこそこだとモヤモヤしますよね。
【番外編】広場や大通りに面しているお店
まず一言、値段高いっ!!
普通のレストランの1.2~1.5倍はします。
僕の様な貧乏学生には手の出せない価格設定です、、、
でも、イタリアは大通りを歩いて広場に集まったりする文化で、広場に面している建物は景観法で守られています。
イタリア都市の魅力は広場に詰まっていると言っても過言ではありません。
つまり、街を楽しむ特等席に座っているようなものです。
ヨーロッパの街並みをゆっくり楽しみたい人にはすごくいいです。
ローマだとナヴォーナ広場で食べたりお茶したりしたらすごくロマンチックですね。
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