【コロナ禍 日本帰国⑬】ワクチン接種による待機期間の短縮+10月イギリスから帰国者の体験談

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イタリア生活

久しぶりにコロナ禍の日本帰国に関する情報を発信していきたいと思います。

今年の夏から欧州の多くの国などから帰国する際に宿泊施設における3日間の隔離がなくなるなど、少しですが水際対策が緩和されてきています。

10月からコロナワクチン接種で14日間の自宅やホテルなどにおける待機期間を短縮できるとようになったので、その内容を重点的に見ていきたいと思います。

今回は10月上旬にイギリスから日本へ帰られた日本人の知人から成田空港や宿泊施設でもらう資料を頂き記事を書かせて頂いています。

情報提供してくださり有り難うございました

今回のポイント

  • 14日間の待機期間を最短10日間へ短縮が可能
    • 3日間の隔離に指定されている滞在国・地域関係ない
    • 日本が認可するワクチン接種・証明書
    • 10日目以降にPCR検査又は抗原検査による自主検査
    • 厚生労働省へ陰性結果の届け
  • 10月イギリスから帰国者の体験談
    • 待機期間中における健康居所確認の強化(ビデオ通話による確認)
    • ほぼ検疫所宿泊施設におけるルールの変更はない

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ワクチン接種による待機期間の短縮

14日間の待機間を短縮

10月の変更で14日間の待機期間が最短で10日間に短縮することができます。

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滞在国・地域に関しては最新の情報を入手してください!

参考までに10月8日時点(9月27日更新)は以下の写真の通りになります。

この制度によると検疫所宿泊施設に3日間隔離が必要な滞在国・地域に関わらず、日本政府が有効と認めるワクチン接種・証明書があれば待機期間を短縮することができます。

ワクチン・証明書の条件

詳しい内容は以下の2つのサイトに記載してあります。

海外から日本への入国に際し有効と認めるワクチン接種証明書について
有効と認められる新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種証明書発行国・地域(10月29日更新)

ワクチン接種が有効と認められるワクチン・証明書の条件は以下の通りになります。

1. 以下の全ての事項が、日本語又は英語で記載されていること。
➀氏名、➁生年月日、➂ワクチン名又はメーカー、④ワクチン接種日、➄ワクチン接種回数

2. 別表にある国・地域の政府等公的な機関で発行された証明書であること。
※ 日本で発行された証明書は、以下のいずれかに該当するものが有効です。
・政府又は地方自治体により発行された、「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」
・地方自治体により発行された、「新型コロナウイルスワクチン予防接種済証」
・医療機関等により発行された、「新型コロナワクチン接種記録書」
・その他同等の証明書と認められるもの

3.接種したワクチンのワクチン名/メーカーが、以下のいずれかであること。
①コミナティ(COMIRNATY)筋肉注射/ファイザー(Pfizer)
②バキスゼブリア(Vaxzevria)筋肉注射/アストラゼネカ(AstraZeneca)
➂COVID-19ワクチンモデルナ(COVID-19 VaccineModerna)筋肉注射/モデルナ(Moderna)
※ ワクチン名/メーカーは日本における名称です
※ アストラゼネカ社から技術供与を受けてインド血清研究所が製造する「コビシールド(Covishield)」については、10月12日午前0時(日本時間)以降、「バキスゼブリア(Vaxzevria)筋注/アストラゼネカ(AstraZeneca)」と同一のものとして取り扱うこととし、他の条件が満たされていれば有効な接種証明書として認められます。

4.3.に指定したワクチンを、2回以上接種していることが確認できること。
※  異なるワクチンを接種した場合も、2回とも3.のいずれかのワクチンを接種している必要があります。

5.2回目のワクチン接種日から、14日以上経過していることが確認できること

ワクチン接種証明書がPDFで交付された場合

「ワクチン接種証明書は原本をコピーして検疫所へ提出してください」と書かれていますが、おそらくPDFで交付されている方がほとんどだと思います。

その場合は以下のメールアドレスにPDFを添付して送信する必要があります。

成田検疫所のメールアドレス
nrtshoukai@mhlw.go.jp

短縮の流れ

  1. 10日目以降PCR検査又は抗原定量検査を受ける
  2. 厚生労働省に陰性結果を届け
  3. お知らせを受け取り待機終了

PCR検査ですと検査から24~48時間以内に結果が送られてくる検査機関が多いので、短縮したい人は10日目に行かないと検査費用を考えると効率出来ではないでしょう

待機終了のお知らせを受け取るまでにどれくらい時間がかかるかも分かりません。

参考までにですが、検査結果を提出してから2時間弱で待機終了のお知らせを受け取った方がいらっしゃいました。

確実に2,3時間で待機解除の通知が来ることを願いますが、その時によって異なるでしょう。

そうすると最短で11日目の午前中には自由に動けるようになります。

検査の費用と手間4日間(11日目から14日目)の自由な時間との天秤になってきます。

海外在住の人にとっては4日間はかなり大事に時間になりますが、日本だと検査費用も結構するので悩みどころですね、、、

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10月イギリスから帰国者の体験談

10月における成田空港の様子になります。

参考までに4月の羽田空港の流れはこちらになります↓

空港到着からホテルまでの流れ

  1. 着陸
  2. 乗り継ぎがある方より優先的に出口へ
  3. 機外へ出て少し行くとパイプ椅子が並べてありそこで書類一式貰います
  4. 全員が記入し終わるまで待機
  5. PCR検査(唾液採取)
  6. 3箇所位あちこちと一つずつ確認事項を聞かれ、赤いマジックで書かれたり、ハンコ押される
  7. 結果を待つ間にそれぞれのホテルでのしおりを読んで確認・陰性証明書がPDFの場合はメールにて送信
  8. 検疫
  9. 税関
  10. 空港外へ(Wi-Fiの返却はこの時に可能)
  11. バスでホテルへ移動
  12. ホテルロビーにて受け入れ確認
  13. 指定された部屋へ

所要時間の目安

参考までに空港到着からホテルの部屋に入るまで約5時間かかったみたいです。

前の記事にも書きましたが、少しつまむお菓子を鞄に入れておいたり空港で自動販売機を見つけたら飲み物を購入しておくことをオススメします。

08:30 成田国際空港到着
11:50 バス乗車
13:30 ホテルに入室

検疫所宿泊施設滞在のしおり

成田空港

10月8日の検疫所宿泊施設のしおりになりますが、9月7日から更新されていないみたいです

特に大きな変更点はないみたいです。

待機期間

水際対策が強化されているようです。

自宅やホテルなどにおける待機期間になると、毎日不定期に位置確認をして下さいという通知とテレビ電話が来るそうです。

僕が4月に一時帰国した際にビデオ通話がかかってきませんでした。

ビデオ通話

ビデオ通話は2種類、オペレーター又はAIからかかってきます。

知人によるとほとんどの場合はAIからかかってくるそうです。

その場合は30秒ほど録画されます。

ビデオ通話は以下の方法で行われます。(空港で受け取る説明資料)

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まとめ

今回は待機期間の短縮イギリスからの帰国体験談について書いてみました。

10月の変更で待機期間の短縮が可能となりましたが、日本が認可するワクチン接種をしていても10目以降の検査の手間費用を考慮すると、あまり帰国へのハードルが下がらないと僕は思います。

都心部など自宅の近くに検査ができる環境に住んでいる人はまだ良いですが、公共交通機関の使用を制限されている中で検査へ行くのは厳しい人も多いでしょう。

僕の場合は、自宅付近に検査できる病院やクリニックがないので来るまで30分~1時間かけて検査行くことになると思います

金銭的にも家族で帰国する場合は検査費用も人数分なので高額になってしまいます。

また、厚生労働省へ陰性結果の届け出をしてから待機終了のお知らせを受け取るまで2時間でしたが、人の流れが増えた時にどれくらい時間がかかるかも気になる所です。

コロナが始まりもうすぐ2年になりますが、長い間日本帰国されていない海外在住者の方が多いのが現状だと思います。

多くの方がワクチン接種を済ませている中で(ワクチン接種をしたからと言って安全なわけではありませんが)、入国72時間以内のPCR検査の陰性証明書や空港での検査などしているでの、もう少し水際対策が緩和されても良いのではないのでしょうか

今後も日本への帰国に関しての情報を集めていきたいと思います。

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